1978-04-27 第84回国会 参議院 外務委員会 第18号
そこで、時間もないが、議定書に関連して当局間の書簡というものが交されまして、いわばこれは大臣の誓約書みたいなものでしょうが、今後のわが国北洋漁業に対する指導方針、これの主なものをひとつ御開陳いただきたいと思います。
そこで、時間もないが、議定書に関連して当局間の書簡というものが交されまして、いわばこれは大臣の誓約書みたいなものでしょうが、今後のわが国北洋漁業に対する指導方針、これの主なものをひとつ御開陳いただきたいと思います。
その中身というのは、「日本側代表団の粘り強い折衝によって、これら全面禁漁の措置は回避され、ニシン等一部の魚種につき、わが国としてはなお不満はあるものの、おおむねわが国北洋漁業の実績を確保することができたことは一応の成果と考える。」と、そのように一応の成果というふうに評価されているわけですけれども、私が率直に申し上げれば決してそんな甘い評価では困ると。
本年の交渉は、いずれもモスクワにおいて行なわれることとなっておりますが、わが国北洋漁業の長期安定を確保するという基本的立場に立って、円滑かつ早期の交渉妥結のため、できる限りの努力を払うつもりでありますが、B区域の問題、それからその他の問題につきまして、いろいろな話し合いが出ただけでありまして、これといってきめたものは何もないわけでありまして、先方の要求がいろいろな意味で非常にきびしい、こういうことの
この会議において日本側としては、わが国北洋漁業の長期的安定をはかることを主といたしまして、各問題について合意を得るべく努力いたしましたが、これらの問題はいずれも長年にわたる日ソの間の懸案事項であり、双方の原則的立場に対立もありまして、会議は難航いたしました。
(二)鮭鱒の年間総漁獲量等の決定及び付属書の修正等、委員会の任務の執行に当っては慎重かつ周到なる用意をもって、わが国北洋漁業進展に必要なる事項の実現に対して万全を期すること。 二、その他 国交回復後において、「領海」に関する紛糾の排除及びソ連側に日本の陸上漁業基地の設定等について、すみやかにソ連と交渉し、適切な措置を講ずること。 右決議する。
(二) 鮭鱒の年間総漁獲量等の決定及び附属書の修正等委員会の任務の執行に当っては慎重且つ周到なる用意を以て、わが国北洋漁業進展に必要なる事項の実現に対して万全を期すること。 二、その他 国交回復後において、領海に関する紛糾の排除及びソ連側に日本の陸上漁業基地の設定等について速やかにソ連と交渉し適切な措置を講ずること。 右決議する。
北洋漁業確保に関する決議案 政府は、わが国北洋漁業の安全操業を確保するため、日ソ両国間の交渉により最善の方途を講ずべきである。 右決議する。 理由 北洋におけるさけ、ますの漁業は、わが国の国際漁業としてきわめて重要な地位を占めている。
この線でわが国北洋漁業永遠の継続を考えたのであります。その結論といたしましては、今申し上げた通り、第三国の感情を刺激することなく、しかも操業能率の向上もはからなければならない、両々相まつてここに完全な、りつぱな日本の漁業界の信用を世界の各国に得る、こういう考え方から日本水産といたしましては、これを完全に遂行するために一社一船団案というものを出したのであります。